ウェブライターって結局どうなりたいの?

ここ半年くらい「ライターです!」みたいな自己紹介をしてません。どうも、石川です。

各界隈からフランチャイズ店みたいなノリで乱立するウェブメディア。ここ最近、いわゆる「ウェブライター」が増加した気がするのですが、いかがお考えでしょうか。僕は、原因はライターの数以上に(なくてもいい)メディアが増えたからだと考えています。

かくいう僕も「ウェブライター」として散々ご馳走を食べてきた人間なもので、良し悪しを決める気もなければ、批判できる立場でもありません。でも、これだけは言いたい。

ウェブライターのみんな、結局どうなりたいの?

ウェブメディア業界の未来は明るいのか? 暗いのか?

という見出しを書いたものの、どこかの頭のいい人が丁寧に解説してくれてるはずなので、蔦屋書店でソレ系の本を探してみてください。

こんな雑な文章書いてんじゃねぇよ!って思う方もいるかもしれません。

ですが(ここで冒頭の「プロではない」発言に無理やり繋げると)、だいたいの“ウェブライター”の意識ってこんな感じなんだろうなって思うわけです。

 

正直、僕みたいな若造が営業して獲得できた案件って、せいぜい本単価数千円(良くて1万円)。あったら嬉しいお小遣いレベルです。執筆ペースが遅ければ居酒屋バイトをしていたほうが稼げるんです。はい。

もっと効率よくお金を稼ぎたいと考えるならば、某インフルエンサーさんのように「コンサルおじさん(おばさん)」になって、各社でメディアをつくる仕事をすればいい。

しかし、僕らが目にする娯楽カテゴリの席はすでに埋まっていれば、クライアントに挟まれながら、唯一無二のウェブメディアをつくらなくてはなりません。結果、インフルエンサー頼り&内輪ネタで大盛り上がりの熱盛メディアが完成します。もちろんクライアントの意向を汲んだ結果だと思うんですけど……唯一無二……?

※「ライターがいないんだよ!」という需要過多的なコメントはNO THANK YOU。ライターが育たない環境だと思います。

さて、ここで自問自答タイム。生半可な気持ちでウェブライターを続け、なけなしのお金で生活を続け、精神をすり減らし、自分を苦しめ続けてもいいのでしょうか。本当に、書いてて楽しいのでしょうか。

ただ、今日の売れっ子ライター曰く「書き続けることに意味がある」らしく、“売れっ子”になるためには、SNSで丁寧にブランディングして「〇〇系ライター」という肩書きをつけることで、その壁(底辺)を乗り越えられるらしいです。あの、SNSやってて楽しい?

※エビデンスはありませんが、講演会や勉強会に行く度にそんな話をききました。

実際に僕が「(ウェブ)編集者」という肩書きで仕事をしていたとき、ライターの選びの基準は、ひとつのジャンルに対して突飛で偏愛的な意識のライターさんを探していた気がします。元々そういうものなのかもしれませんが。

あとはジャーナリズムを唱える知識人。これは若手には向いていません。説得力が皆無。

一見楽して(楽しんで)稼いでいるように見える「ウェブライター」という仕事は、恐らく就活中の意識高い系学生あたりには天職に見えてしまい、変に錯覚をしてしまうんじゃないでしょうか。

もう一度言いたい。本当に書いてて楽しい?

なんと言われても嫌な仕事はしない。

ここまで駄文を書いてしまった後に言うのもなんですが、僕はウェブメディアの仕事が好きです。いや、好きになりました。

いろんな先輩に助けてもらい、引き上げてもらい、かれこれ1年半以上続けてきた仕事です。それなりのプライドも持っていますが、“バズ”を生んだことはありません(正確には2度ありますが、どちらも誇れるものではない。よってノーカン)。

正直、これ以上「ウェブライター」として続けていくのはキツい。なんの思い入れのない媒体に対してヘラヘラしながら「好きです!」なんて言えない。そんな媒体で記事を書くなんて二度と御免。一度で十分すぎます。

フォロワーさんの顔色を伺うのも嫌になりました。どうせなら、ほんっとーに好きなことに囲まれて仕事したい。こうして(ウェブライターを続け)モラトリアムをこじらせまくった結果、「嫌な仕事はしない」という選択をしました。

みなさんはどうですか?