若さを武器にしないこと

画像引用:何者   朝井 リョウ | Amazon

どうも、石川です。

先日、『何者』(著・朝井リョウ)を読み終えました。

簡単に内容を紹介すると、大学4年生の主人公・拓人らが「就活」に奔走しつつ、”自分が何者なのか”を見出そうとする作品です。佐藤健主演で映画化された話題作でもあるので、観たかたも多いのではないでしょうか。

物語の中心となる6人のなかには、いわゆる意識高い系、斜め上から構えてる系、世渡り上手で憎めない系…など、世の大学生のタイプを網羅したようなメンツが揃っています。

大学を辞めて仕事をはじめた僕は、経験値的にもそのリアリティに感情移入をすることができませんでしたが、企業が学生に期待する「何か」が分かったような気がしました。

今日はその「何か」について、自分の経験について感じたことを書こうと思います。

求められているのは「素直さ」

これは僕の経験上の話ですが、企業が新入社員に求めるものは「知識」や「スキル」ではなく、「素直さ」なのだと思います。

むしろ、余計な知識やスキルは業務においてノイズになる場面のほうが多いのではないでしょうか。

イメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

上司「石川くん、A社の営業の件のだけど、どうだった?」

石川「一度しか会ってないですが、僕の経験上、あの温度感はダメですね。」

フリーランスならまだしも、会社員が独断でこんなジャッジをしてしまうのは言語道断。

このあと石川はめちゃくちゃ怒られるでしょう。

(というか、僕はこんな感じでめちゃくちゃ怒られた経験があります。苦笑)

ではなく、新入社員に求められるのは「報告・連絡・相談」です。

そのコミュニケーションを、いかに素直に行うことができるかが求められるはずだと思います。

「若さ」には限界がある

しかし、この役回りは「若さ」という消費期限付きの特典です。

そして、フロントで活躍するかたがたは、「若さ」という武器を「自分が”何者であるべきか”」に昇華しています。

僕の周りでも、この人には敵わないなぁと思うかたは、うまく昇華してるんですよね。

本来なら新卒1年目の年となる僕は、大学を辞めて仕事こそできていたものの、就活経験、新入社員経験はありません。

それが遅れとなっていることに気づいたのは、社会人3年目となった今でした。

さいごに

業務委託という形でプレスラボに身を置かせてもらうことになって4ヶ月が経ちました。

日々成長痛を感じるほど、無所属だった頃の自分を恨んでいます(笑)。

今でこそちっぽけなプライドを捨てることができましたが、入社当初はとても苦労しました。

「学び」が無限にあるこの編集業界で、自分が何者であるのかを昇華するのはまだまだ先の話になりそうです。